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2002/05/12

県民生協のお買い物支援事業 移動販売車

 県民生協の移動販売車 「 コープ スマイル便 」 
 

青森県民生協では、移動販売車「コープスマイル便」を、青森市に隣接する「お買物をすることが不便な地域」で3台運行しています。
お買い物バスを運行している地域もありますが、バスを利用できない高齢者もいます。人口減少率が高い青森県はお買い物が困難な地域が広範囲にありますから、店舗に来られない方々にも“お買い物の場”が提供できる移動販売を始めることにしました。




2トン車(2台)は主に青森市内のお買物が不便な地域と夏泊半島や津軽半島へ。
軽自動車(1台)は五所川原市の七和地区周辺で運行しています。
津軽半島では、生協はまなす館の店舗から往復130kmとかなり広域なコースもあり、半島の尖端、竜飛岬まで運行しています。
 
コープスマイル便の特徴は、生鮮品や日配品は毎日一番新しい品のみを積込んで販売に向かいます。車に積んでいる商品は約1000種類(2トン車)。
ご利用者の中には食品を冷凍保存する高齢者が多いため、「安心して買える新鮮さ」や「求められる品揃え」を追求し、ご利用につながっています。


販売車内の様子(2トン車)


その他に、多くの生協でドライバー(運行担当者)が行う車両への商品の積み込みを、青森県民生協では店舗の各部門の担当者が行うことです(夕方の荷下ろしは店舗のアルバイトが担当)。
これにより積み込み時間を大幅に短縮。
出来る限りの時間をご利用者のお買い物へ向けたいと、店舗のメンバーも一致団結して移動販売の運営を支え、お買い物支援の一翼を担っています。
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 「 コープ スマイル便ミニ 」(七和楽々号)のご紹介 
 
地域の住民と一緒に買い物問題に取り組む移動販売車


コープスマイル便ミニが走る五所川原市七和(ななわ)地区は、りんご農園が連なるため交通の便が悪く、小売店は店主の高齢化などで次々と廃業、深刻な買い物困難地域でした。
コープスマイル便ミニ(七和楽々号)は、七和地区の社会福祉協議会や民生委員など地域の5団体で組織される「七和地区活性化協議会」が、社会実験として2017年に移動販売車の運行を始めました。
青森県民生協は販売車両の貸し出しと商品を提供し連携していましたが、2018年度より協議会から運営を引き継ぎ、現在は新城店から週6日軽車両の移動販売車を走らせています。
 


 
ご利用者は80代前後の方が中心。約10年ぶりに自分で買い物をしたという人もいて、『手に取って選べる』ことを、とても喜んでくださいます。
 
移動販売車の運行エリアはどの地域も人口減少が続き、利用者が減っていくことは避けられませんが、停留ポイントやコースを再編すること等で対応し、高齢者の大切な買い物の場を提供し続けたいと思っています。





 研修でお世話になった他県生協の移動販売車 

青森県民生協は青森市に11店舗、上北郡おいらせ町に1店舗をかまえ、宅配事業は行っていません。
店舗供給中心の青森県民生協は店舗外での販売の経験がないため、コープさっぽろ、福井県民生協、いわて生協など他県の生協へ研修に行って移動販売の運営を学び、2014年度から「コープスマイル便」の運行が始まりました。




  
 
 

 日本各地で活躍する移動販売車のご紹介  ★

※ このコーナーでは、日本各地で行われている移動販売を集めてみました。 

 ぜひ参考に、ご覧になってください。!(PDF A4 ドキュメント) 




 
 
 
 
 
 
 
 


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