□ What’s New 店舗ニュース
トップページ >  店舗ニュース一覧 > 店舗ニュース(詳細)

2020/04/20

環境にやさしいお店づくりの為に

自然冷媒であるCO2冷媒を採用した冷凍冷蔵設備について

青森県民生協では自然冷媒の二酸化炭素(CO2)を採用した冷凍冷蔵庫設備を導入しています。従来の冷凍冷蔵設備では主に代替フロン(R410AやR404A)が冷媒として使用されていますが、代替フロンはCO2に対して約2000倍から約4000倍の温室効果があり、地球温暖化に影響を与える懸念があるため、世界的に生産・消費が規制され段階的に削減される見込みです。青森県民生協では温室効果ガス排出量の低いCO2冷媒を採用することにより、漏洩した場合の温室効果を約1/2000から約1/4000に削減し、地球温暖化防止に貢献します。また、自然冷媒はCO2の他にハイドロカーボンやアンモニアがありますが、CO2冷媒にはこれらに懸念される毒性や可燃性がありません。さらに省エネ効果が高いことも特長、各店舗では代替フロン(R404A)を採用した設備と比較し年間消費電力量を冷凍で約25.4%(冷蔵で約16.2%)削減する計画をしています。この「消費電力量の削減によるCO2排出量」と「地球温暖化係数の低い冷媒を採用したことによる直接漏洩排出量」を合計すると、代替フロン(R404A)を採用した設備と比較して約67%のCO2排出量を削減する見込みです。青森県民生協は本来の事業の発展とともに温室効果ガスの削減をはじめとするCO2排出量削減に積極的に取り組み、地球温暖化防止と地球環境保全に配慮した事業活動をすすめて参ります。