お葬式や法要の場で行う「ご焼香」は、仏さまや故人に敬意を表し、心を清める大切な儀式です。
実は宗派によって作法が少しずつ異なります。
たとえば浄土宗では香を一回つまみ、額のあたりにおしいただいてから香炉にくべ、「南無阿弥陀仏」と唱えます。
一方、浄土真宗では香をおしいただかず、一回だけ香をくべて静かに合掌します。
曹洞宗は二回行い、一回目はおしいただき、二回目はそのまま入れるのが基本です。日蓮宗では「南無妙法蓮華経」と唱え、真言宗では三回行うのが一般的です。
このように、作法の違いはあっても大切なのは心を込めて手を合わせることです。
もし迷ったら、前の人の動作に倣えば失礼にはなりません。
形式よりも「故人を偲ぶ心」が何よりも尊ばれます。
お問い合わせは
フリーダイヤル 0120-161-812
お問い合わせは月曜日~金曜日の9時~17時にご対応いたします。
ご葬儀は24時間・年中無休で受付しております。
お申し込み