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コープあおもり食品添加物自主基準

2022/04/01

コープあおもり食品添加物自主基準
生活協同組合コープあおもり
1.適用の範囲
 生活協同組合コープあおもり(以下、「コープあおもり」という)の食品添加物自主基準は、生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合(以下、「コープ東北」という)の食品添加物自主基準に準じ、コープあおもりで取り扱う全ての食品に適用します。
 
2.対象の食品
 この基準の対象となる「食品」とは、酒類を除く食品衛生法で定める食品とし、医薬品及び医薬部外品を除く全ての飲食物とします。但し、供物品やクリスマスケーキに飾りとして使用するトッピング等は、食品にあっても一般的に食することのないものと判断し、当基準は適用しません。
 
3.基準の改定
 この基準は、日本生活協同組合連合会(以下、「日本生協連」という)の安全評価に基づくものとし、この評価が変わり、コープ東北の食品添加物自主基準が改定された場合に、その内容に連動して改定されるものとします。基準の改定が行われた場合は、コープあおもりの理事会に報告し承認を得るものとします。
 
4.コープあおもり開発品の基準
 コープあおもり開発品の基準は、コープ東北の独自開発商品の食品添加物基準に準じるものとします。
 
(1)不使用添加物(10品目)
 不使用添加物とは、遺伝毒性発がん物質及び日本生協連のリスク評価において安全性を量的に判断できる科学的根拠が確認できないものなど、安全を見込むことができない食品添加物です。法的には認められた添加物ですが、コープあおもり開発品及びコープ東北の開発商品では、一切使用を認めないものとします。
  
 No  名  称  主な用途
 1  臭素酸カリウム  製造用剤
 2  食用赤色104号  着色料
 3  食用赤色105号  着色料
 4  デヒドロ酢酸ナトリウム  保存料
 5  パラオキシ安息香酸イソブチル  保存料
 6  パラオキシ安息香酸イソプロピル  保存料
 7  パラオキシ安息香酸ブチル  保存料
 8  パラオキシ安息香酸プロピル  保存料
 9  グレープフルーツ種子抽出物  製造用剤
 10  単糖・アミノ酸複合物  酸化防止剤
 
(2)使用制限添加物(42品目)
 使用制限添加物とは、制限する内容を品目別に確認して、コープあおもり開発品及びコープ東北の開発商品に使用できる食品添加物です。具体的には、「安全性を量的に判断できる科学的根拠はあるが、懸念すべき問題点がある物質」のうち、使用制限することが可能で、それによりリスク低減を図ることができる添加物です。
「懸念すべき問題点がある物質」とは、「不純物や代謝物に安全上の問題があるもの」「純度など成分規格に不十分な点があるもの」「国が評価していない新しいリスク要因が懸念されるもの」などが該当します。
「制限する内容を確認して使用する」とは、物質ごとの評価に応じて、「使用できる食品の対象範囲の制限」または「使用量または残留量の制限」「成分規格の指定」(一つまたは複数の措置)を行うことを指します。新規の開発品は日本生協連に制限する内容の確認を行います。
 
 No  名  称  主な用途
 1  安息香酸  保存料
 2  安息香酸ナトリウム  保存料
 3  イマザリル  防かび剤
 4  エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム  酸化防止剤
 5  オルトフェニルフェノール及びオルトフェニルフェノールナトリウム  防かび剤
 6  過酸化ベンゾイル  製造用剤
 7  カンタキサンチン  着色料
 8  食用赤色40号及びそのアルミニウムレーキ  着色料
 9  食用赤色106号  着色料
 10  食用黄色4号及びそのアルミニウムレーキ  着色料
 11  食用黄色5号及びそのアルミニウムレーキ  着色料
 12  食用青色2号及びそのアルミニウムレーキ  着色料
 13  チアベンダゾール  防かび剤
 14  二酸化チタン  着色料
 15  ポリソルベート20  乳化剤
 16  ポリソルベート60  乳化剤
 17  ポリソルベート65  乳化剤
 18  ポリソルベート80  乳化剤
 19  ウェランガム  増粘安定剤
 20  アルミニウム  着色料
 21  エレミ樹脂  増粘安定剤
 22  カラギナン  増粘安定剤
 23  カンゾウ抽出物  甘味料
 24  カンゾウ末  甘味料
 25  グアヤク脂  酸化防止剤
 26  α-グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア  甘味料
 27  酵素分解カンゾウ  甘味料
 28  酵素分解リンゴ抽出物  酸化防止剤
 29  サイリウムシードガム  増粘安定剤
 30  植物炭末色素  着色料
 31  ステビア抽出物  甘味料
 32  ステビア末  甘味料
 33  ツヤプリシン(抽出物)  保存料
 34  ファーセレラン  増粘安定剤
 35  ブドウ種子抽出物  酸化防止剤
 36  ブラジルカンゾウ抽出物  甘味料
 37  ペクチン分解物  保存料
 38  ε-ポリリシン  保存料
 39  マスチック  ガムベース
 40  ラック色素   着色料
 41  L-ラムノース  甘味料
 42  ログウッド色素  着色料
 
5.取り扱い商品の基準
(1)不使用添加物(10品目)
 不使用添加物が使用された食品(酒・医薬品を除く)は、一切取り扱いをしません。テナントなどに対しても、不使用添加物を使用しないことについて、理解と協力を働きかけます。
 
 No  名  称  主な用途
 1  臭素酸カリウム  製造用剤
 2  食用赤色104号  着色料
 3  食用赤色105号  着色料
 4  デヒドロ酢酸ナトリウム  保存料
 5  パラオキシ安息香酸イソブチル  保存料
 6  パラオキシ安息香酸イソプロピル  保存料
 7  パラオキシ安息香酸ブチル  保存料
 8  パラオキシ安息香酸プロピル  保存料
 9  グレープフルーツ種子抽出物  製造用剤
 10  単糖・アミノ酸複合物  酸化防止剤

(2)宅配では極力取り扱わない添加物(42品目)
 宅配では、使用制限添加物が含まれる食品は、極力取り扱わないこととします。これらの食品添加物が使用された食品を取り扱う場合は、理由を明確にしてコープ東北の共同購入商品本部長が個別に許可します。許可した申請書は、許可後2年間保管します。また、許可された場合でも、メーカーに対しては、該当添加物は使用制限添加物であることを確認し、その制限内容を伝え、今後の開発に生かしてもらうようにします。

 No  名  称  主な用途
 1  安息香酸  保存料
 2  安息香酸ナトリウム  保存料
 3  イマザリル  防かび剤
 4  エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム  酸化防止剤
 5  オルトフェニルフェノール及びオルトフェニルフェノールナトリウム  防かび剤
 6  過酸化ベンゾイル   製造用剤
 7  カンタキサンチン  着色料
 8  食用赤色40号及びそのアルミニウムレーキ  着色料
 9  食用赤色106号  着色料
 10  食用黄色4号及びそのアルミニウムレーキ  着色料
 11  食用黄色5号及びそのアルミニウムレーキ  着色料
 12  食用青色2号及びそのアルミニウムレーキ  着色料
 13  チアベンダゾール  防かび剤
 14  二酸化チタン  着色料
 15  ポリソルベート20  乳化剤
 16  ポリソルベート60  乳化剤
 17  ポリソルベート65  乳化剤
 18  ポリソルベート80  乳化剤
 19  ウェランガム  増粘安定剤
 20  アルミニウム  着色料
 21  エレミ樹脂  増粘安定剤
 22  カラギナン  増粘安定剤
 23  カンゾウ抽出物  甘味料
 24  カンゾウ末  甘味料
 25  グアヤク脂  酸化防止剤
 26  α-グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア  甘味料
 27  酵素分解カンゾウ  甘味料
 28  酵素分解リンゴ抽出物  酸化防止剤
 29  サイリウムシードガム  増粘安定剤
 30  植物炭末色素  着色料
 31  ステビア抽出物  甘味料
 32  ステビア末  甘味料
 33  ツヤプリシン(抽出物)  保存料
 34  ファーセレラン  増粘安定剤
 35  ブドウ種子抽出物  酸化防止剤
 36  ブラジルカンゾウ抽出物  甘味料
 37  ペクチン分解物  保存料
 38  ε-ポリリシン  保存料
 39  マスチック  ガムベース
 40  ラック色素  着色料
 41  L-ラムノース  甘味料
 42  ログウッド色素  着色料
 

(改定履歴)
2008年 1月31日 食品添加物の政策・基準等を見直し、コープ東北の基準に合わせた「食品添加物自主基準」として全面的に改定・施行
2009年  7月30日 一部改定・施行
2011年12月  1日 一部改定・施行
2013年11月 8日 大幅改定、2014年3月21日 施行
2015年  4月 3日 一部改定・施行
2020年  8月 7日 一部改定・施行
2020年10月 8日 一部改定・施行
2021年 3月12日 一部改定
2022年 4月 1日  一部改正

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