新年、あけましておめでとうございます。
昨年中は、組合員の皆さまをはじめ、お取引先や関係者の皆さまに大変お世話になり、ありがとうございました。また、コープあおもりが取り組んでいる、食の安全・安心や平和・環境を守る活動、福祉や子育ての活動、被災地や被災者への支援活動などに、多くの組合員やお取引先等の皆さまのご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
昨年1月1日に発生した能登半島地震は、能登半島を中心に広い地域に甚大な被害をもたらしました。復興に向たけて歩みを進めてきたところ、9月には奥能登で豪雨が発生し、輪島市や珠洲市を中心にこれまでにない大きな被害となりました。全国の生協では、被災地に寄り添い、息の長い支援をめざし、組合員とともに被災地を支え、被災地生協とともに支援に取り組んでいます。全国の組合員から寄せられた募金の一部は支援に活用されています。災害ボランティアセンター には全国の生協から多くの職員が派遍され支援活動やセンターの運営を担うなど、多様な支援が行われています。コープあおもりからも、募金の他、物資や職員の派遣などの支援を行いました。つながりを大切に、今後も支援活動を継続していきたいと考えます。
24年度、コープあおもりにおける様々な活動が活発に行われました。組合員活動においては学習会や各種企画が活発に行われ、インターネットを活用したリモート開催も更に広がり、より多くの 組合員に参加いただきました。社会的な取り組みにおいては「はじめてばこ」の取り組みを継続し、多くの方から応募をいただきました。また、能登半島緊急募金やユニセフ募金に多くの組合員の皆さまから募金をいただきました。いただいた善意に改めて感謝申し上げます。その他、生活に困っている方々を支援するために、これまでに引き続いて「コープあおもりフードサポート」や「こども宅食おすそわけ便」、「コープフードバンク」、「サニタリードライブ」に取り組みました。高齢者等見守りの活動も併せ、今後も継続して取り組んでまいります。
国連総会は2025年を、2012年度に続き2回目の「国際協同組合年」とすることを宣言しました。「国際協同組合年」IYC2025を貴重な機会とし、県内の協同組合とも連携・協力してSDG S実現に向けた 協同組合の実践の認知度向上をはかり、地域課題の解決に向けて、行政や諸団体との連携をすすめていきたいと考えています。
コープあおもりは、今年も安全な食品の供給とコミュニケーションを通して、地域での人と人のつながりやくらしの安心を広げる事業と活動を進め、健全な経営を推進してまいります。25年夏頃には八戸市において2つめ宅配センターとなる「白山台センター」が稼働する予定です。県南エリアの新たな宅配拠点として組合員のくらしの支えとなり、配送の効率化や配食弁当のお届けエリアの拡大が期待されます。
今年も、組合員の皆さまをはじめ、関係各位の皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします